住まいのコラム Column

老後の小さな家の間取り実例|シニア夫婦二人や高齢者に優しい平屋アイデアも紹介

老後の小さな家の間取り実例|シニア夫婦二人や高齢者に優しい平屋アイデアも紹介

老後に向けて小さな家の間取りを検討する際に、「暮らしやすい家のイメージが湧かない…」と家づくりに不安を抱えている方は少なくありません。

また、「高齢者には平屋がおすすめ」と聞いたことはあるけれど、どのような間取りにすべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアのハウスメーカー『鬼丸ハウス』が、老後の小さな家の間取り実例、シニア夫婦二人や高齢者に優しい平屋アイデアを紹介します。

穏やかな老後を叶える理想のマイホームを完成させるために、ぜひ最後までご覧ください。

福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアでマイホームを検討中の方は、『鬼丸ハウス』へお問い合わせください。

ご家族のご要望やライフプラン・土地の状況などに応じて、老後も安心して暮らせる間取りプランを提案いたします。

【20坪台~・平屋】老後の小さな家の間取り実例

【内装】老後の小さな家の間取り実例

はじめに、鬼丸ハウスが手がけた「老後の小さな家の間取り実例」を紹介します。

ご自身の老後の暮らしをイメージしながら、家づくりの参考にしてみてください。

【24.73坪】生活動線が短く掃除もラクな間取り

最初に紹介するのは、LDKを中心に生活動線が短くなるよう工夫した間取りです。

LDKから目的の居室へ最短距離でアクセスできるので、生活や家事の負担減少につながります。

特に、掃除のストレスや身体的負担を和らげたい方に最適です。

平屋の間取り事例

掃除がラクになる家づくりの工夫や事例については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【29.18坪】キッチン中心の回遊動線で家事の負担を和らげる間取り

こちらは、キッチンを中心とした回遊動線で、家事や生活の負担を和らげる間取りです。

玄関からキッチンまでの距離が短く、買ってきた食材をスムーズに持ち運べます。

また、水回りとテラスを一直線に配置することで、洗濯物を効率良く干せる間取りを実現しました。

平屋の間取り事例

玄関からキッチンへスムーズにアクセスできる間取りは、以下の記事でも紹介しています。

【27.14坪】大容量収納で日々の暮らしにゆとりをもたらす間取り

こちらは、大容量のファミリークローゼットをLDKに隣接させた間取りです。

家の中心部にクローゼットを配置することで、洗濯物の収納や外出時の身支度がラクになります。

また、玄関と洗面所、クローゼットを近くに配置し、帰宅後のスムーズな回遊動線を確保しました。

ファミリークローゼットの他にも3カ所の収納があり、片付いた状態を保ちやすいです。

平屋の間取り実例

リビング収納の使い方や真似したくなるアイデアについて知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

【31.87坪】和室から庭を眺められる間取り

こちらの間取りは、和室やリビングから庭を一望でき、四季の移ろいを感じられます。

南向きのリビングは日当たりが良く、老後の暮らしに優しい光を取り込めるのも大きな魅力です。

また、他の居室の出入り口がLDKとつながっているため、目的のスペースへ最短距離でアクセスできます。

平屋の間取り実例

鬼丸ハウスには、今回紹介しきれなかった建築事例が多数ございます。ぜひご覧ください。

〈建築実例〉

シニア夫婦二人や高齢者に優しい平屋のアイデア5選

【間取り】老後の小さな家の間取り実例

快適で穏やかな老後の暮らしは、家づくりの質に大きく左右されます。

ここでは、家づくりの前に知っておきたいシニア向け平屋のアイデア5選を紹介します。

具体例を用いて詳しく紹介するので、ご自身の老後の暮らしをイメージしながらご覧ください。

①バリアフリー設計で転倒やケガを防止する

家づくりにおけるバリアフリー設計は、安全で快適な老後の暮らしを支える重要なポイントです。

具体的なバリアフリー設計例は、以下のとおりです。

  • 段差を可能な限り無くす
  • スロープや手すりを設置する
  • 滑りにくい床材を採用する
  • 居室の出入り口や廊下の幅は、車椅子が通れる広さを確保する
  • 足元にセンサーライトを設置する
  • コンセントを無理なく手が届く高さに設置する

若い頃は気にならなかった段差も、将来的には大きな障壁となる可能性があります。

バリアフリー設計を積極的に取り入れ、転倒やケガのリスクが低い安全な住まいを実現しましょう。

②気密性・断熱性にこだわり、光熱費を抑えつつ健康に暮らす

高気密・高断熱な家づくりは、老後の健康維持や光熱費の削減につながります。

※「気密性」とは、家のすき間を極力減らし、室内外の空気の出入りを防ぐ性能のことです。
※「断熱性」とは、熱の移動を抑え、室内の温度を一定に保つ性能のことです。

この住宅性能が高ければ高いほど、冷暖房家電の運転効率が上がり、結果的に光熱費の削減に大きく影響します。

また、年中を通して室内の温度が一定に保たれやすくなるので、寒暖差による健康被害を防ぐことができます。

③回遊動線を意識した間取りで足腰の負担を軽減する

老後の生活や家事の負担を減らすには、回遊動線を意識した間取り設計が重要になります。

具体的な間取りの工夫は、以下のとおりです。

  • 玄関からキッチンが近く、食材を最短距離で運べる間取り
  • 玄関から洗面所やトイレに直行できる間取り
  • 洗面所からすぐに洗濯物を干せる間取り
  • 寝室の近くにトイレを配置した間取り
  • 車椅子でも移動しやすい広々とした間取り
  • キッチンとダイニングが隣接し、配膳がスムーズな間取り

回遊動線を工夫することで、暮らしの中のストレスや足腰への負担を軽減できます。

ご自身の老後の生活をイメージし、真似できそうな部分がありましたら、ぜひ取り入れてみてください。

福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアでマイホームを検討中の方は、鬼丸ハウスへお問い合わせください。

ご自身の要望を丁寧に伺い、理想の老後を叶える間取りプランを提案いたします。

④侵入しづらい外構で防犯性を高める

老後の穏やかな暮らしを守るには、空き巣や強盗が侵入しづらい外構づくりが重要です。

具体的には、以下のような外構の工夫が挙げられます。

  • 外の状況がわかるよう、見通しの良い外構を意識する
  • 鍵付きの門塀(もんぺい)を採用する
  • センサーライトを設置する
  • 死角になりやすい箇所に防犯カメラを設置する
  • 踏むと音が鳴る「防犯砂利」を敷く

外構で防犯性を高めることで、犯罪の抑止につながります。

安全・安心な老後生活を送るためにも、防犯性を意識した外構づくりを実践してみてください。

⑤材質や構造にこだわり修繕コストを抑える

将来の修繕コストを考慮した家づくりは、老後の経済的負担の軽減につながります。

年金が収入の中心となる老後生活では、住宅の修繕コストが家計を圧迫する可能性があります。

メンテナンス頻度を減らし、修繕にかかる費用を抑えるには、耐久性の高い材質や構造の採用が効果的です。

以下のような点にこだわることで、修繕コストの削減が期待できます。

  • 外壁材に耐久性の高い「タイル」や「サイディング」を採用する
  • 屋根材に耐久性・メンテナンス性に優れる「瓦」を採用する
  • 水回りの設計はメンテナンス性を重視する
  • 耐震性の高い構造を採用する
  • 木造住宅の場合、防虫・防腐処理を施す

※「サイディング」とは、外壁に貼付けて使われる板材のことです。窯業系、金属系、樹脂系など様々な種類があり、それぞれ耐久性やメンテナンス性が異なります。

初期費用だけでなく、将来的に必要となるコストも想定しながら、材質や構造を決めていきましょう。

老後に小さな平屋に住むメリット、デメリット解消法

【間取り】老後の小さな家の間取り実例

「老後に平屋で暮らすのは本当に正しいのか?」と不安に思う方は多くいらっしゃいます。

ここでは、老後に小さな平屋に住むメリット、デメリット解消法について解説します。

老後に小さな平屋に住むメリット

老後に小さな平屋に住むことで、以下のようなメリットを得られます。

  • 段差が少なく、転倒やケガのリスクを減らせる
  • シンプルな間取りや動線をつくりやすく、生活の負担を減らせる
  • 地震や強風に強く、緊急時に避難しやすい
  • 修繕コストや光熱費を抑えやすい

室内の段差を可能な限り減らし、転倒やケガのリスクを下げられるのは、平屋の大きなメリットです。

また、生活動線や家事動線を意識した間取りにすることで、足腰の負担を軽減できます。

小さな平屋は、老後の健康に良い影響を与えてくれるだけでなく、災害対策や出費の削減にもつながります。

より良い老後の暮らしを実現するためにも、小さな平屋を検討してみてくださいね。

老後に小さな平屋に住むデメリット解消法

老後に小さな平屋で暮らす際に考えられるデメリットは、以下の方法で解消できます。

デメリット解消法
床上浸水のリスクがある・ハザードマップを確認し、水害が想定されるエリアを避ける
・土地を造成し、高さを確保する
日当たりや風通しが悪くなる・大きな窓や天窓、高窓を設ける
・東側にも窓を設け、朝日を取り入れる
・ライトコートを採用する
外から室内の状況が見えやすくなる・目隠しフェンスや植栽を配置する
・リビングや寝室を、道路とは反対側に配置する
・遮像カーテンを採用する

まとめ

この記事では、老後の小さな家の間取り実例、シニア夫婦二人や高齢者に優しい平屋のアイデアを紹介してきました。

老後に小さな平屋に住むことで大きなメリットが得られる反面、デメリットの存在も忘れてはいけません。

ご自身のライフスタイルの変化を想像しながら、家づくりを進めることが大切です。

鬼丸ハウスは、ご自身のライフプランやご要望を丁寧にヒアリングし、老後の暮らしを見据えた間取りを提案いたします。

「老後の家づくりに不安がある…」など少しでもお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

Contact

  • 鬼丸ハウス本社

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