住まいのコラム Column

「散らかりがちなリビングをすっきりと片付けたい」「日用品や掃除道具などを一箇所で保管したい」とお悩みの場合、リビング収納としてクローゼットを活用するのがおすすめです。
リビングクローゼットを設けることで、ご家族が日常的に使用するアイテムをまとめて保管し、必要な時にすぐに取り出せます。
しかし、具体的にどう活用すればいいのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアのハウスメーカーの「鬼丸ハウス」が、リビングクローゼットの活用方法をはじめ、メリットや注意点について解説します。
実際にリビングクローゼットを設けた間取り例も紹介するので、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで家づくりをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
リビング収納におすすめのリビングクローゼットとは

リビングクローゼットとは、リビングに設置された収納スペースです。
よく使用する日用品や掃除道具、お子さまの学用品などを収納しておくことで、散らかりがちなリビングもすっきりと片付けることができます。
クローゼット内のレイアウトや収納方法も柔軟にカスタマイズできるため、収納するアイテムやライフスタイルに合わせて自由に活用できるのも特徴です。
リビングクローゼットに何を入れるのか|主な使い方10パターン

リビングクローゼットは、パントリーとして、日用品の収納としてなど、さまざまな活用方法が可能です。
ここからは、主な使い方について紹介します。
パントリーとして活用する
リビング収納として設けたクローゼットを、パントリーとして活用するケースは少なくありません。
買い置きしている食料や飲料、調理用品などをキッチン周辺で保管できることで、調理や食卓準備にかかる手間を抑えられます。
食料品をジャンルごとに収納したい場合は、収納ボックスをラベリングすれば取り出しもスムーズです。
日用品のストック置き場にする
リビングクローゼットは、洗剤やスポンジ、トイレットペーパーやティッシュペーパー、ボディソープなど、日用品の保管にも向いています。
日用品を一箇所にまとめて保管することで、「洗剤のストックがどこにあるかわからない」「買っておいたはずのトイレットペーパーが見つからない」などと悩む心配がありません。
残量の管理も簡単になるので、すでにストックがある日用品を買いすぎてしまうリスクも減ります。
掃除用具を収納する
リビング収納のクローゼットに掃除用具をまとめて収納すれば、リビングやキッチンなどの汚れが気になった際にすぐに掃除できます。
ほうきやモップ、ハンディモップなどは吊るして収納しておけば省スペースになるほか、掃除用洗剤やダスターなどはラックを使って収納するのもおすすめです。
文房具・書類・説明書などを保管する
リビングクローゼットは、文房具や書類などをまとめて保管したい場合にもおすすめです。
文房具や書類、家電の説明書などは、必要なときになかなか見つからず、困ることも少なくありません。
しかし、リビング収納のクローゼットに保管しておけば、探す手間を減らすことができます。
ファイルボックスやキャビネットを活用し、どこに何があるのかわかるようにしておくとよりスムーズです。
一時置きスペースにする
リビングがすぐに散らかるのを防ぎたいとお悩みの場合、リビングクローゼットを一時置きスペースとすると効果的です。
郵便物や買い物袋、学校からのお便りなどは、リビングに置いたままにしてしまうと、散らかった印象になってしまいます。
クローゼットを一時置きスペースとし、専用のトレーやクリアボックスなどに収納することで、部屋をすっきりと片付いた状態で保ちましょう。
家族の衣類・バッグ・アウターなどを収納する
リビングから玄関までが近い間取りの場合、いつも使うバッグやジャケット・コート類、帽子などをリビング収納にしまっておけば、外出時の動線がスムーズです。
ハンガーラックやフックなどを活用して収納し、オンシーズンのものとオフシーズンのものを定期的に入れ替えましょう。
子どもの学用品やおもちゃを収納する
リビングクローゼットは、お子さまのランドセルや教科書、おもちゃなどの収納にも活用できます。
お子さまでも出し入れしやすい高さの棚や収納ボックスを使用すれば、お片付けの習慣化にも効果的です。
趣味や作業スペースにする
リビング収納として設置したクローゼットを、ちょっとした作業スペースとして活用するのもおすすめです。
読書や手芸など、趣味に関するアイテムをまとめて収納し、折りたたみ式のチェアやテーブルもしまっておくことで、リラックスできる空間に仕上がります。
もしも作業スペースとしても活用したい場合は、少し広めのクローゼットを設置しておきましょう。
救急用品を収納する
絆創膏や体温計、常備薬などの救急用品は、ご家族全員にとってわかりやすい場所に保管しておくことが重要です。
リビングクローゼットに保管しておけば、急なケガや体調不良時にも速やかに対応できます。
どこに何があるかすぐわかるように、引き出しや収納ボックスで整理しておきましょう。
季節用品や使用頻度の低い物を収納する
お正月の飾りや夏場に使用する扇風機、クリスマスシーズンのツリーやリースなど、季節用品や使用頻度の低いものをまとめて保管したい場合もリビングクローゼットを活用できます。
手前や下段には普段からよく使用するものを、奥側や上段には季節用品や使用頻度の低いものを収納するなど、頻度別で分けて整理するのもおすすめです。
収納場所を十分に確保し、リビングを常にきれいに保ちたい方は鬼丸ハウスにご相談ください。
適切な収納プランを計画し、快適で過ごしやすいお住まいを提供いたします。
リビング収納にクローゼットを設置するメリット

リビング収納にクローゼットを設置する主なメリットは次の通りです。
リビングがすっきりと片付く
リビング収納としてクローゼットを設置することで、収納力が大幅に上がります。
家族の共有スペースとなるリビングは、日用品や書類、細々とした小物類などで散らかってしまいがちです。
しかし、クローゼットを設けることでまとめて収納でき、リビングをすっきりと片付けられます。
扉付きのクローゼットを設置すれば、収納部分が見えないため生活感も出ません。
生活動線・家事動線が良くなる
家族が集まり、家の中心とも言えるリビングにクローゼットを設けることで、日々の動作や家事がスムーズになるのも大きなメリットです。
日用品や掃除道具など、使用頻度の高いものを一箇所にまとめて保管できるので、動線がシンプルになり、家事の効率が上がると期待できます。
スペースを有効活用できる
リビングクローゼットを壁面や階段下などに設置すれば、デッドスペースも無駄なく活用できます。
収納するアイテムによっては、見せる収納としてインテリアにすることも可能です。
また、可動式のラックや収納ユニットなどを活用することで、スペースがあまり広くない場合も収納力を高められます。
収納のカスタマイズ性が高い
リビングクローゼットは、収納するアイテムやご家族ライフスタイルに合わせて、内部のレイアウトを柔軟にカスタマイズできます。
扉の有無をはじめ、ラックや収納ボックス、可動棚など、収納方法を自由に組み合わせて、使いやすい収納としましょう。
こちらの記事では、1階にファミリークローゼットを設置するケースについて解説しています。
〈関連ページ〉1階にファミリークローゼットを設置する間取り実例4選|30坪で動線・収納・家事効率を高める工夫
リビング収納にクローゼットを設置する際の注意点

リビングにクローゼットを設置する際には、次の5点に注意してください。
家族の生活動線を考慮し使いやすい位置に配置する
リビング収納としてクローゼットを設置する際には、ご家族の生活動線や家事動線を意識しましょう。
動線を十分に意識せず設置してしまうと、扉が通路の邪魔になってしまう、移動経路からずれており遠回りになるなど、かえって使いづらい収納になってしまいます。
ご家族の動きを考慮した上で配置し、暮らしやすさを向上させましょう。
収納したい物の量や種類をリストアップしそれに見合った仕様にする
どのようなリビング収納が必要か明確にするためにも、何を、どのくらい収納したいのか整理しておく必要があります。
日用品や掃除道具、書類、季節用品など、収納するアイテムによって必要となる広さや棚の高さ、奥行きなどが異なるため、あらかじめリストアップしておくことをおすすめします。
湿気やカビ対策を徹底する
クローゼット内は湿気がこもりやすいため、除湿剤などの湿気取りグッズを活用し、湿度が上がりすぎないように管理しましょう。
また、クローゼットの建材に無垢材や珪藻土を採用すれば、調湿作用によって湿気がこもりづらくなります。
換気扇や小窓を設置し、空気の通り道を作っておくこともおすすめです。
リビングが狭くなりすぎないように生活スペースとのバランスに注意する
リビングクローゼットを広く取りすぎてしまい、リビングが狭くなることがないように注意しましょう。
収納力を高めることも重要ですが、生活スペースに圧迫感が出ることを防ぐために、リビング全体のバランスを見ることが欠かせません。
リビングをなるべく広く確保したい場合は、階段下など活用できそうなデッドスペースがないか確認してみましょう。
収納する物や家族構成の変化も見越して柔軟に使える設計にしておく
家族構成やライフスタイルの変化に伴い、収納するアイテムも変わっていくため、将来の変化も見越した作りにしておきましょう。
例えば、お子さまが独立されることで、収納するものが減っていく可能性もあります。
その場合、リビングクローゼットから書斎へと転用できるようにしておくなど、間取り変更も視野に入れておくとスペースが無駄になりません。
収納計画の立て方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
〈関連ページ〉新築住宅の収納が「多すぎた・少なすぎた」|後悔しないための“収納計画”ポイントと実例を紹介
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアでマイホームを建てたい方は鬼丸ハウスにご相談ください。
実用性・デザイン性ともに優れた理想の住まいを提案いたします。
リビング収納のクローゼットをうまく活用するためのアイデア

リビングにクローゼットを設置する際には、次の4つのポイントを押さえておくことで、より便利に活用できます。
使用頻度に応じて収納する場所を決める
使用頻度の高いものは手前やラックの中段に、使用頻度の低いものは奥や上段にしまっておくなど、使用頻度に合わせて収納しましょう。
使用頻度で分けて収納しない場合、ものの出し入れがしづらく、ストレスになってしまうため注意してください。
ラベル付きボックスやケースで小物を仕分ける
書類や文房具など細々としたアイテムを収納する場合、ボックスやケースにラベリングをして、どこに何があるのかすぐにわかるようにしましょう。
ラベルをつけておくことで、取り出す際に見つけやすいだけでなく、片付ける際にもスムーズにしまえます。
棚や引き出しを追加して空間を最大限活用する
リビングクローゼット内を最大限に活用するために、引き出し式のケースやスチールラック、可動棚などを活用しましょう。
可動式の収納グッズを使用することで、収納したいアイテムの量や大きさにも柔軟に対応可能です。
家族ごと・用途ごとに色分けで収納する
日用品や学用品、趣味のグッズなどさまざまな用途のアイテムをまとめて収納する、あるいはご家族の私物をまとめて保管するという場合、用途やご家族別でラベル分け、ケースの色分けなどをしておきましょう。
収納されているものが何か、誰のものかを一目で把握できることで、取り出す際に探す手間がかかりません。
注文住宅における収納間取りアイデアについて詳しく知りたい方は、こちらも参考になさってください。
〈関連ページ〉収納間取りアイデア10選|注文住宅の収納で失敗しないためのポイントとは【間取り図付きで解説】
リビング収納にクローゼットを設置した間取り例

ここからは、リビング収納としてクローゼットを設置した間取り図を紹介します。
リビングクローゼットのある間取り図例①

17.5帖の広々としたLDKに隣接する形でクローゼットを設けた事例です。
キッチンからも近くの位置に配置したことで、日用品の収納スペースとしてだけでなく、パントリーとしても活用しやすいと期待できます。
リビング横の階段には階段下収納も設置することで、住空間のゆとりを保ちながらも収納力をあげています。
リビングクローゼットのある間取り図例②

18帖のLDKに隣接する形でファミリークローゼットを設置した事例です。
クローゼットの近くには、浴室・脱衣室・洗面室・トイレまでの水回りも一直線に集約し、生活動線・家事動線ともに優れています。
収納を一箇所にまとめることで、どこに何があるか探す手間が省ける点も便利です。
リビングクローゼットのある間取り図例③
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LDK内に3つのクローゼットを設置した事例です。
リビングダイニングの横に二箇所、キッチン背面に一箇所のクローゼットを設けたことで、日用品や掃除用具などだけでなく、食品関連のストックも十分に収納できます。
クローゼット横のユーティリティからパウダールーム、バスルームまでが一続きに配置されている点も、生活動線・家事動線の効率化につながっています。
鬼丸ハウスでは、十分に収納力を確保した暮らしやすい住まいを提案しております。
マイホームを建てたいと検討されている方は、こちらの建築実例もご確認ください。
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで注文住宅を建てたい方は、鬼丸ハウスへお問い合わせください。
お客様のご要望・ご予算に合わせて、収納力があり動線も優れた間取りを提案いたします。
まとめ
リビング収納としてクローゼットを設置すれば、日用品や掃除道具、学用品や書類なども収納でき、散らかりがちなリビングもすっきりと整頓できます。
必要となるクローゼットの数や広さ、適切な間取りは、収納したいものの量や家族構成、ライフスタイルなどによって変わるため、信頼できるハウスメーカーへと相談してみましょう。
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