玄関にシューズクロークがある間取り｜種類や実例、後悔を回避するポイントも解説

「玄関にシューズクロークがある間取りにしたい」とお考えの方へ。

シューズクロークを設置して「想像と違って使い勝手悪かった」とミスマッチを感じないためには、あらかじめイメージを膨らませておくことが重要です。

そこで今回は、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで多くのご家族のマイホーム購入をサポートしてきたハウスメーカー『鬼丸ハウス』が玄関にシューズクロークがある間取りについて解説します。

この記事を読むと、シューズクロークの知っておきたい基本情報から実例まで、まとめてチェックできるので、ぜひ最後までご覧ください。

福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで玄関にシューズクロークがある間取りを検討している方は、『鬼丸ハウス』に気軽にお問い合わせください。

ご家族のライフスタイルや希望を踏まえて、玄関にシューズクロークがある間取りを提案いたします。

玄関のシューズクロークとは

「シューズクローク」とは、玄関周辺に設けられた収納スペースのことです。

シューズクロークを設置すれば、靴だけではなくベビーカーなどさまざまなアイテムを収納可能で、物であふれがちな玄関スペースを整理しやすいのが魅力です。

なお、シューズクロークは、間取り図では「SC（シューズクローク）」や「SIC（シューズインクローゼット）」と表記します。

玄関のシューズクロークの種類

続いて、玄関のシューズクロークの種類を解説します。

ご家族のライフスタイルや検討している間取りに合わせて、最適なシューズクロークのタイプを選びましょう。

【形状】ウォークインタイプ

出入り口が1つのシューズクロークを、「ウォークインタイプ」と呼びます。

ウォークインタイプのシューズクロークは、出入り口以外の3面を収納スペースにできるので、収納量を確保しやすいのがメリットです。

また、ウォークインタイプは狭いスペースにも設置可能で、玄関周辺の空間が限られる場合でも取り入れられる可能性があります。

ただし、出入り口が1つしかないウォークインタイプのシューズクロークは風通しが悪くなるケースがあり、湿気やにおい対策が欠かせません。

【形状】ウォークスルータイプ

ウォークスルータイプのシューズクロークは出入り口が2つあり、通り抜けできるタイプを指します。

ウォークスルータイプにすると、玄関からシューズクロークを通って室内へ移動できるため、生活動線がスムーズになるのがメリットです。

また、ウォークスルータイプのシューズクロークにパントリーを隣接させると、帰宅後に購入した食料品を収納しやすく、家事動線の効率化にもつながります。

なお、ウォークスルータイプのシューズクロークは通路と収納スペースの両方の役割を持つことから広いスペースが必要となり、玄関が狭くなるおそれがあります。

間取りを玄関からパントリー・キッチンと配置した成功例を、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉間取りを玄関からパントリー・キッチンと配置した成功例｜間取り実例とメリット・デメリットも紹介

【扉】オープンタイプ

扉を設置しないシューズクロークを、「オープンタイプ」と呼びます。

オープンタイプのシューズクロークは扉がないので、両手がふさがっていても出入りやすいのが特徴です。

ただし、玄関からシューズクローク内が見えてしまうため、こまめに整理整頓する必要があります。

【扉】クローズタイプ

クローズタイプは、出入り口に扉を設置するスタイルのシューズクロークです。

扉によってシューズクローク内が見えないクローズタイプは、生活感を感じやすい日用品などが目に触れないため、すっきりとした印象に仕上げられます。

なお、クローズタイプのシューズクロークは扉を設置する費用がかかるので、事前に費用を把握しておくことが大切です。

福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで玄関にシューズクロークがある間取りを検討している方は、『鬼丸ハウス』に気軽にお問い合わせください。

ご家族の希望やライフスタイルに合った柔軟なプランを提案いたします。

玄関にシューズクロークがある間取り実例【収納アイデア】

続いて、『鬼丸ハウス』が手がけた玄関にシューズクロークがある間取り実例をご紹介します。

間取り実例をチェックしながら、シューズクロークのイメージを膨らませましょう。

家事動線の良い間取り実例について、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉家事動線の良い間取り実例｜洗濯が楽になるランドリールーム・ファミリークローゼットの間取りアイデア

シューズクロークから洗面室・トイレに移動できる帰宅動線がスムーズな家の実例

こちらは、シューズクローク→洗面室→トイレに移動できる間取りを取り入れた、帰宅動線がスムーズな家の実例です。

帰宅後にシューズクロークを通って洗面室で手を洗えるので、室内に汚れを持ち込む心配もありません。

シューズクロークに外出に必要な靴・コート・帽子などのアイテムをまとめて収納すれば、帰宅・外出動線をコンパクトにまとめられます。

回遊動線のなかにシューズクロークを設けた家の実例

こちらは、LDK・玄関・水回りの回遊動線のなかにシューズクロークを設けた家の実例です。

たとえば、帰宅後にシューズクロークで外出用のアイテムを置いたあとに、脱衣室・洗面室を通ってキッチンへ移動できます。

シューズクロークの壁の一辺が棚となっており、ほかの壁に収納ボックスやハンガーパイプを設置すれば、コートや小物類など幅広いアイテムを収納することが可能です。

『鬼丸ハウス』の建築実例を、こちらよりご覧いただけます。

〈建築実例〉

玄関のシューズクロークで後悔を回避するポイント

ここでは、玄関のシューズクロークで後悔を回避するポイントを解説します。

それぞれのポイントを押さえて、使いやすいシューズクロークを目指しましょう。

収納アイテムを明確にする

収納アイテムの量によってシューズクロークの広さが左右されるので、どのようなアイテムを収納するかあらかじめ明確にする必要があります。

スペースによっても異なりますが、玄関のシューズクロークには、以下のようなアイテムを収納する傾向にあります。

• 靴
• コート
• 傘
• ベビーカー
• アウトドア用品
• スポーツ用品
• 自転車
• 防災用品
• ペット用品　など

シューズクロークに保管するアイテムは適当に選ぶのではなく、ライフスタイルや住宅全体の収納バランスを踏まえて決めましょう。

家族構成や収納アイテムに合わせて広さを決める

シューズクロークの収納量は多くても少なくても使い勝手が悪いため、家族構成や収納アイテムに合わせて広さを決めることが重要です。

シューズクロークの広さは最低限1畳必要で、一般的には1.5〜2畳の広さがおすすめとされています。

1.5〜2畳の広さがあると、シューズクロークに靴やベビーカーなどを置くことが可能です。

また、アウトドア用品や自転車などもシューズクロークに置きたい場合は、3畳以上の広さを検討しましょう。

アイテムのサイズや特性を踏まえて収納方法を決める

シューズクロークに収納するアイテムや量を決めたら、アイテムのサイズや特性を踏まえて収納方法を考えましょう。

シューズクロークの収納方法には、以下のような種類があります。

• 可動棚・固定棚
• ハンガーパイプ
• 収納ボックス
• 有孔ボード＋フックの収納　など

たとえば、コートや傘を収納したい場合はハンガーパイプ、収納アイテムによって棚の高さを変更したい場合は可動棚が最適です。

湿気やにおい対策を徹底する

シューズクロークを設置する位置や環境によっては、湿気やにおいがこもるので対策を徹底しましょう。

たとえば、以下のような方法を実践すると、湿気やにおいを軽減できます。

• 窓を設けて日当たりや風通しを確保する
• 換気扇を設置して室内の湿気やにおいを排出する
• 除湿や消臭効果を見込める壁材を使用する
• サーキュレーターを置いて風の流れをつくる　など

窓や換気扇の設置は後付けするのが難しく、なるべく新築時に取り入れましょう。

シューズクロークの湿気を放置するとカビが発生する原因になるため、対策が欠かせません。

コンセントの設置を検討する

シューズクロークで以下のアイテムを利用したい場合は、コンセントの設置を検討しましょう。

• 除湿器
• サーキュレーター
• 靴の乾燥機　など

シューズクロークにコンセントがあれば、電動自転車のバッテリーの充電も玄関周辺でできます。

また、コンセントの位置によっては使いにくさを感じる可能性があり、設置する場所にもこだわって計画を立てましょう。

収納間取りアイデア10選を、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉収納間取りアイデア10選｜注文住宅の収納で失敗しないためのポイントとは【間取り図付きで解説】

玄関にシューズクロークがある間取り関するQ＆A

最後に、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで多くのご家族のマイホーム購入をサポートしてきたハウスメーカー『鬼丸ハウス』がシューズクロークに関してよくいただく質問を解説します。

疑問を解消してから、玄関周辺にシューズクロークを設置しましょう。

シューズクロークとシューズクローゼットの違いは？

シューズクロークとシューズクローゼット（シューズインクローゼット）の違いは呼び方のみで、基本的に意味は同じです。

つまり、シューズクロークとシューズクローゼットはともに、玄関付近に設置される収納スペースを指します。

1〜2畳のシューズクロークは狭い？

1〜2畳のシューズクロークが狭いかどうかは、家族構成や収納アイテムによって異なります。

たとえば、シューズクロークの広さが1畳あれば靴を約20足、2畳あれば3〜4人家族分の靴・小物・ベビーカーなどが収納できます。

福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで玄関にシューズクロークがある間取りを検討している方は、『鬼丸ハウス』に気軽にお問い合わせください。

シューズクロークはもちろん、収納が充実した間取りプランを提案いたします。

まとめ

「シューズクローク」とは、玄関周辺に設けられた収納スペースを意味します。

玄関にシューズクロークがある間取りで後悔を回避するためにも、家族構成や収納アイテムに合った広さや収納方法を選択しましょう。

今回ご紹介した内容を、玄関にシューズクロークがある間取りを検討する際の参考にしていただけると幸いです。