住まいのコラム Column

注文住宅でありがちなのが、収納に関するお悩みです。
収納の多すぎ・少なすぎを防ぐためには、家族構成やライフスタイルに合わせて、慎重に収納計画を立てなければなりません。
また、収納の数だけでなく、使いやすさも重要なポイントとなります。
そこで今回は、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアのハウスメーカーの「鬼丸ハウス」が、注文住宅を建てる際に参考にしたい収納間取りアイデアを紹介します。
注文住宅の収納計画で失敗しないためのポイントも解説するので、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで家づくりをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
- 1 注文住宅を建てる際に参考にしたい収納間取りアイデア10選
- 1.1 シューズクロークを設置し靴以外のアイテムもまとめて収納する
- 1.2 小屋裏収納やロフトを設け季節物や使用頻度の低いものを収納する
- 1.3 キッチン横にパントリーを設置し食品や調理器具などをまとめて管理する
- 1.4 ファミリークローゼットを設け洗濯動線と連携させる
- 1.5 リビングやダイニングに壁面収納を造作し生活感を隠す
- 1.6 リビングの一角に小上がり畳コーナーを設け床下を収納スペースとする
- 1.7 階段下のデッドスペースを階段下収納として有効活用する
- 1.8 ウォークインクローゼットで衣類や小物をまとめて管理する
- 1.9 キッチンの対面カウンター下やダイニング側に前面収納を設置する
- 1.10 トイレや洗面所にも造作棚や吊戸棚を設ける
- 2 注文住宅の収納計画で失敗しないためのポイント
- 3 実際の間取り図でみる収納間取りアイデア3選
- 4 まとめ
注文住宅を建てる際に参考にしたい収納間取りアイデア10選

注文住宅を建てる際には、収納スペースを適切に確保する必要があります。
ここからは、とくにおすすめの収納間取りアイデアを紹介いたしますので、ぜひ参考になさってください。
シューズクロークを設置し靴以外のアイテムもまとめて収納する
シューズクロークを設置すれば、靴以外にもベビーカーや傘、アウトドアグッズなど、さまざまなアイテムをまとめて収納できます。
スノーボードやスキー板 、ゴルフバッグなど、重いものや場所をとるものを収納する場としてもおすすめです。
靴の量が多く、玄関周辺が散らかりがちでお悩みの場合にも、シューズクロークを設けることですっきりと片付けられます。
小屋裏収納やロフトを設け季節物や使用頻度の低いものを収納する
家の小屋裏部分に収納やロフトを設け、使用頻度の低いアイテムを収納しておくのもおすすめのアイデアです。
使用する頻度が高いもの・低いものをまとめて保管してしまうと、必要なものをすぐに取り出せなかったり、収納スペースが使わないもので圧迫されたりなど、さまざまなデメリットがあります。
季節家電、正月やクリスマスの飾り物のような使用頻度の低いものは、小屋裏収納やロフトで保管しておくことで、生活空間をできる限り広く保ちましょう。
キッチン横にパントリーを設置し食品や調理器具などをまとめて管理する
パントリーをキッチン横に設置することで、調理関連のアイテムを一箇所に保管できます。
食品・飲料・調理器具・キッチンで使う日用品などをまとめて管理できるため、ストックの状況を一目で把握でき、在庫管理も簡単に行えるのが便利なポイントです。
扉付きにしておくことで、生活感をなくしすっきりと収納することもできます。
「買い物から帰ってきた際、食料品などをすぐに収納したい」という方は、玄関からも近い位置にパントリーを設置しておきましょう。
ファミリークローゼットを設け洗濯動線と連携させる
ご家族全員の衣類をまとめて収納できるファミリークローゼットを、ランドリールームや洗面脱衣所の隣に設けることで、洗濯動線を効率化しましょう。
洗濯から乾燥、収納までをほとんど移動せずに行うことができれば、家事効率が大幅に上がり、日々の負担を軽減できます。
リビングやダイニングに壁面収納を造作し生活感を隠す
大きな壁面収納を造作することで、収納力が高まり、散らかりがちなリビングやダイニングもきれいな状態を保てます。
見せる収納としておしゃれに仕上げることもできますが、扉付きにすることで生活感を隠すことも可能です。
リビングの一角に小上がり畳コーナーを設け床下を収納スペースとする
リビングの一角に小上がりの畳コーナーを設ければ、お子さまの遊び場やリラックススペースとして活用できるだけでなく、床下を引き出しや収納として利用できます。
来客用の寝具やおもちゃなどを収納しておく場としておすすめです。
階段下のデッドスペースを階段下収納として有効活用する
生活スペースを圧迫することなく収納を増やしたい場合、階段下のデッドスペースを活用することをおすすめします。
階段下にクローゼットや収納棚を設置すれば、日用品や掃除用具、お子さまの学用品などを収納するのに便利です。
デッドスペースを活用することで、床面積が限られる中でも収納力を高められます。
ウォークインクローゼットで衣類や小物をまとめて管理する
衣類やバッグ、帽子やアクセサリーなどをまとめて管理したい場合には、ウォークインクローゼットを設けましょう。
主寝室に隣接した場所にウォークインクローゼットを設ければ、朝起きてすぐに身支度を整えることができます。
ランドリールームと隣接する場所にすれば、洗濯物をすぐにしまうことができ、家事の効率化にも効果的です。
ご家族の皆さまにとって使いやすいように、家族構成やライフスタイルに合わせて配置計画を行いましょう。
キッチンの対面カウンター下やダイニング側に前面収納を設置する
キッチンカウンターの下部や、対面キッチンのダイニング側に前面収納を設けることで、収納力を上げることができます。
調理器具や皿、グラスなどに加え、日用品の収納にも便利です。
生活感を出したくない場合には扉付きとするのがおすすめですが、おしゃれなディスプレイコーナーとして見せる収納にするケースも少なくありません。
トイレや洗面所にも造作棚や吊戸棚を設ける
トイレや洗面所は、掃除用品やタオル、デンタルケアグッズなどをすっきりと収納させるために、造作棚や吊戸棚を設けましょう。
例えば、埋め込み型の壁厚ニッチ収納を設ければ、スペースを圧迫することなく収納力を上げられます。
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで家を建てたいと検討中の方は、ぜひ鬼丸ハウスへお問い合わせください。
最適な収納計画のもと、理想を叶える住まいを提案いたします。
注文住宅の収納計画で失敗しないためのポイント

注文住宅の収納を考える際には、次の5つのポイントを押さえておくことをおすすめします。
収納する物と量をリストアップし必要な収納量を把握する
収納が多すぎる、あるいは少なすぎるといった失敗を未然に防ぐために、収納するものと量を把握しておきましょう。
キッチンやリビング、寝室、子供部屋など、各部屋で何をどれだけ収納する必要があるのかリストアップすることで、収納スペースの広さや種類を適切に決められます。
ちなみに、戸建て住宅における収納率の割合は、延べ床面積の10~15%ほどが理想です。
荷物の量や家族構成によって必要な収納量は異なりますが、一つの目安として参考にしてください。
収納計画の適切な立て方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
〈関連ページ〉新築住宅の収納が「多すぎた・少なすぎた」|後悔しないための“収納計画”ポイントと事例を紹介
収納スペースの広さだけでなく収納効率や使い勝手にもこだわる
収納スペースは、広ければいいわけではなく、使いやすさにもこだわる必要があります。
家事動線を意識した場所に設けるだけでなく、収納内部の棚の高さ、引き出しの位置などのレイアウトも十分に考慮することで、ものを取り出す時・しまう時のどちらもスムーズにしましょう。
家族構成やライフスタイルの変化に対応できるように可変性を持たせる
家族構成やライフスタイルの変化に伴い、収納するものや使い方も変わっていくため、ある程度の可変性を持たせておくことが重要です。
例えば、可動棚や仕切りを変えられる収納にすることで、家族の人数や物の量に応じて収納スペースを調整できます。
また、子ども部屋に設ける収納はあえて作り込まず、お子さまの成長に合わせてレイアウトを変えていくことをおすすめします。
日常的に使うものは目線や手の届く範囲に収納する
使用頻度の高いものは、目線の高さ、すぐ手の届く位置に収納することで、簡単に出し入れできてストレスがかかりません。
使用頻度の低いものも同じ空間に収納している場合は、収納スペースの奥や上段にしまいましょう。
収納スペースの設置場所や種類を生活動線や用途に合わせて最適化する
玄関横にはシューズクローク、キッチン周辺にはパントリー、寝室横にはファミリークローゼットなど、生活動線や用途に合わせて収納スペースを最適化しましょう。
家事動線・生活動線に優れた収納間取りアイデアの例は以下の通りです。
- ランドリールームとファミリークローゼットを隣接・直結させる
- 玄関・パントリー・キッチンまでを一直線でつなぐ
- 洗面所・脱衣所・クローゼットをつなげて洗濯から収納までを効率化する
上記のような収納間取りアイデアを取り入れ、家事における無駄な動きや移動を減らしましょう。
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアでマイホームを検討中の方は、鬼丸ハウスへお問い合わせください。
お客様のご希望に沿い、収納力を十分に確保した最適なレイアウトをご提案いたします。
実際の間取り図でみる収納間取りアイデア3選

参考にしたい収納間取りアイデアについて、実際の間取り図をもとに解説します。
収納間取りアイデア例①

玄関にはシューズクローク、LDKと和室にはクローゼット、デッドスペースとなりがちな階段下にも収納を設けた事例です。
十分な広さのあるシューズクロークには、靴だけでなく傘やベビーカーといった外で使用するものをまとめて収納でき、外出時・帰宅時の動線もスムーズになります。
クローゼットや洗面所、脱衣所、バスルームまで近くに集約させることで、生活動線がスムーズになるよう計算されているのもポイントです。
リビング周辺の収納についてお悩みの方は、こちらの記事も参考になさってください。
〈関連ページ〉リビング収納にクローゼットを活用しよう|使い方や何を入れるか、収納アイデアも解説
収納間取りアイデア例②

一階のLDKにクローゼットを二箇所、二階にはクローゼットとファミリークローゼット、ウォークインクローゼットまで設置した事例です。
LDKにクローゼットを設けることで、散らかりがちなリビングもすっきりと整頓できるほか、キッチンにも近いためパントリーとして活用することもできます。
また、寝室に隣接する形でファミリークローゼットやウォークインクローゼットを設けているので、起床後の身支度もスムーズです。
収納間取りアイデア例③

一階・二階ともにクローゼットを複数設置した間取り例です。
一階にはクローゼットを二箇所設け、一つはゲストルーム内に設置することにより、来客用布団などの収納に活用できます。
また、二階の寝室にもそれぞれ収納スペースを設けることによって、朝の身支度時もスムーズになるほか、ご家族間のプライバシーを保つことが可能です。
ウォークインクローゼットのレイアウト、広さなどについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
〈関連ページ〉ウォークインクローゼットの寸法別事例|2帖から3帖の広さから、コの字など人気の間取りレイアウトを解説
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで家を建てたいと検討されている方は、鬼丸ハウスへお問い合わせください。
お客様の家族構成やライフスタイルに合わせた、適切な間取りプランをご提案いたします。
まとめ
マイホームの収納計画で失敗しないためには、収納したい物の種類や量について把握しておくことが重要です。
荷物の種類や量について適切に把握した上で、シューズクローゼットやファミリークローゼット、パントリーなどの収納間取りアイデアの中から、必要とされるものを取り入れましょう。
また、収納スペースの設置場所を決める際には、生活動線・家事動線を考慮することが欠かせません。
収納スペースの広さや数だけでなく、設置場所にもこだわって計画を立てることをおすすめします。
お悩みの際には、注文住宅で実績豊富なハウスメーカーへと相談してみましょう。
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