住宅ローンを4000万円組むと後悔する？月々の返済額や必要な年収、負担を減らすコツを解説　

「住宅ローンを4000万円組むと後悔する？」と疑問を感じる方は多くいらっしゃいます。

4000万円の住宅ローンを組んで後悔しないためには、月々の返済額や必要な年収目安を把握したうえで決めることが大切です。

そこで今回は、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで多くのご家族のマイホーム購入をサポートしてきたハウスメーカー『鬼丸ハウス』が、住宅ローンを4000万円組むと後悔するかを解説します。

この記事を読むと、4000万円の住宅ローンがご自身に合うかどうかを判断するヒントを得られるので、ぜひ最後までご覧ください。

福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで住宅ローン4000万円で家づくりを考えている方は、『鬼丸ハウス』に気軽にお問い合わせください。

金利や住宅ローン控除を踏まえながら、最適な資金計画をご提案いたします。

住宅ローンを4000万円組むと後悔するか｜影響を与える要素

住宅ローンを4000万円組む場合、以下の要素によって返済条件が左右され、後悔するかどうかに大きく影響を与えます。

• 返済期間
• 月々の返済額
• 返済方法
• 年収
• 金利

たとえば、住宅ローン4000万円が年収に合わない場合、住宅ローンの返済が家計を圧迫してしまい、生活費や教育費に資金を回せないリスクがあります。

4000万円の住宅ローンを組んで後悔しないためにも、次の章以降でご紹介する「月々の返済額」や「必要な年収目安」をチェックしましょう。

住宅ローン4000万円の月々の返済額

続いて、住宅ローン4000万円の月々の返済額を、返済期間が「30年の場合」と「35年の場合」のケース別に解説します。

なお、住宅ローンの返済方法と金利には以下の種類があるので、月々の返済額をチェックする前に違いを押さえておきましょう。

【返済方法】

【金利】

上記を踏まえながら、住宅ローン4000万円の月々の返済額を確認しましょう。

今回ご紹介する住宅ローンの月々の返済額は相場であり、条件によって費用が変化するので、あくまでも目安として参考にしてください。

返済期間が30年の場合

4000万円の住宅ローンを30年で組んだ場合の月々の返済額は、以下のとおりです。

上記のように、4000万円の住宅ローンを30年で組む際の月々の返済額は、約12万〜17万円が目安だと考えられます。

また、住宅ローン4000万円を30年で借り入れするケースでの総返済額は、約4300万〜5200万円が相場です。

返済期間が35年の場合

4000万円の住宅ローンを35年で組んだ場合の月々の返済額は、以下のとおりです。

上記の数値から、4000万円の住宅ローンを35年で組むケースでは、月々の返済額は約11万〜16万円が相場だといえます。

また、35年で住宅ローン4000万円を返済すると、総返済額は約4400万〜5500万円が目安です。

福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで住宅ローン4000万円で家づくりを考えている方は、『鬼丸ハウス』に気軽にお問い合わせください。

無理のない資金計画の立て方を、アドバイスさせていただきます。

住宅ローン4000万円に必要な年収目安

住宅ローン4000万円に必要な年収目安は、金融機関が定める住宅ローンの返済負担率によって異なります。

「返済負担率」とは、年収に対する住宅ローンの年間返済額が占める割合のことです。

金融機関によって違いがあるものの、住宅ローンの返済負担率の基準は30〜35%のケースが多いとされています。

また、無理なく住宅ローンを返済することを前提にした理想の返済負担率は、20〜25％だと考えられています。

元利均等返済・固定金利1.9%の条件で住宅ローン4000万円を借りる場合を想定して、返済負担率20〜35%に必要な年収目安をチェックしましょう。

上記のシミュレーションから、住宅ローン4000万円を組む際は金融機関の審査を通過するには約450万〜600万円、無理なく返済するには約620万〜880万円が必要だと考えられます。

ただし、上記はあくまでも目安であり、返済期間や金利などの条件によって変化するため、金融機関やハウスメーカーに相談しながら資金計画を立てましょう。

共働き世帯で4000万円の住宅ローンを組む場合の年収・返済額・控除額シミュレーションを、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉共働き世帯の住宅ローン｜4000万円借りる時の年収・返済額・控除額シミュレーションと資金計画ポイント

住宅ローン4000万円の負担を減らすコツ

続いて、住宅ローン4000万円の負担を減らすコツを解説します。

それぞれのポイントを押さえて、住宅ローンの後悔を回避しましょう。

頭金を増やして借入額を抑える

住宅ローン4000万円の返済負担を減らすには、頭金を増やして借入額を抑える方法があります。

借入額を抑えれば月々の返済額が少なくなるのはもちろん、支払う利息も削減できるので、総返済額を減らすことが可能です。

ただし、頭金を増やすと手元の資金が減少するため、急な出費に対応できないなど資金不足になるリスクがあり、注意する必要があります。

住宅ローンの頭金は「いつ・いくら・どうやって」払うのかを、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉住宅ローンの頭金は「いつ・いくら・どうやって」払うのか｜頭金の額を決める際のポイントも

ペアローンや収入合算を採用する

住宅ローンを借りる際にペアローンや収入合算を採用すると、4000万円の住宅ローンの負担を軽減できる場合があります。

ペアローンや収入合算の特徴は、以下のとおりです。

また、単独ローンで4000万円の住宅ローンを組むのが難しい場合でも、ペアローンや収入合算であれば借入金額を増やせることから、4000万円の住宅ローンを利用できる可能性が高まります。

繰り上げ返済を行う

住宅ローンの「繰り上げ返済」とは、月々の支払いとは別にまとまった額を返済する方法です。

繰り上げ返済には以下の2種類があり、住宅ローンの返済期間や返済額を軽くできます。

ただし、繰り上げ返済を実施する場合、資金不足になったり、住宅ローン控除の金額が減ったりする可能性があるので、タイミングに注意しましょう。

補助金や住宅ローン控除を最大限に活用する

住宅ローン4000万円の返済負担を減らすには、補助金や住宅ローン控除を最大限に活用することが大切です。

補助金は家づくりの初期費用の削減、住宅ローン控除は所得税や住民税の節税に役立ちます。

加えて、一定の条件を満たせば、固定資産税や不動産取得税などにおいて税制優遇を受けられるケースがあるため、積極的に活用しましょう。

土地や建築コストを見直す

「住宅ローン4000万円を借りるのは負担になる」といった場合には、土地や建築コストを見直して家づくりの費用を削減し、借り入れ金額を抑えましょう。

たとえば、エリアを再検討して土地を変更したり、建築コストを減らしやすいシンプルな形状の建物にしたりすると、トータル費用を削減できる場合があります。

また、土地や建築コストの見直しをスムーズに進めるためにも、家づくりにおける優先順位をあらかじめ明確にして、予算を削る箇所に見当をつけておくことも重要です。

注文住宅で予算オーバー時のコストダウンの方法を、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉注文住宅で予算オーバー｜払えないと後悔しないためのポイントとコストダウンの方法を解説

住宅ローン4000万円に関するQ＆A

最後に、住宅ローン4000万円に関してよくいただく質問を、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで多くのご家族のマイホーム購入をサポートしてきたハウスメーカー『鬼丸ハウス』が解説します。

住宅ローンの頭金はいくら必要？

住宅ローンの頭金は、一般的に住宅購入価格の10〜20％が相場とされています。

たとえば、住宅購入価格4000万円の場合、頭金は400万〜800万円が目安です。

頭金なしの「フルローン」という選択肢もありますが、借り入れ金額や年収などの条件によっては返済が負担となるケースもあるので、慎重に検討しましょう。

共働きで4000万円の住宅ローンは組める？

共働きで4000万円の住宅ローンを組めるのかは、世帯年収や返済期間によって異なります。

「住宅ローン4000万円に必要な年収目安」の章でご紹介したように、4000万円の住宅ローンを無理なく返済するには約620万〜880万円の年収が必要です。

年収700万円でいくらの住宅ローンが組める？

住宅ローンの借り入れ金額は、年収の5～7倍が目安とされています。

つまり、年収700万円の場合は3500万〜4900万円の住宅ローンが相場です。

転職予定があるなど年収の変化が予測できる場合は、ライフプランをもとに住宅ローンの借入額をシミュレーションしましょう。

福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで住宅ローン4000万円で家づくりを考えている方は、『鬼丸ハウス』に気軽にお問い合わせください。

ライフプランや予算を踏まえて、最適な資金計画をご提案いたします。

まとめ

住宅ローンを4000万円組むと後悔するかは、返済期間・月々の返済額・年収などの条件によって異なります。

住宅ローン4000万円に必要な年収目安は、金融機関の審査を通過するには約450万〜600万円、無理なく返済するには約620万〜880万円だと考えられます。

今回ご紹介した内容を、住宅ローンを4000万円組む際の参考にしていただけると幸いです。