住まいのコラム Column

新築 vs リフォーム、どっちがお得?|費用・税金・メリットを徹底比較!

■住まいを見直すとき、多くの方が悩むのが「新築に建て替えるか」「今の家をリフォームするか」。

どちらも魅力的な選択肢ですが、費用や税金、将来のライフプランによって最適な答えは異なります。今回は、新築とリフォームの違いや、それぞれのメリット・デメリット、コスト面まで徹底比較!あなたにとってベストな選択肢を見つけるヒントになります。

 

■ 費用比較:新築 vs リフォーム

新築

 ✅本体工事費+付帯工事(外構・地盤改良など)+諸費用(登記・ローン手数料等)が中心。

 ✅省エネ・耐震性能を最新水準でまとめて確保しやすく、光熱費・補修費の将来負担を抑えやすい

 ✅設計の自由度が高いぶん、仕様次第でコストの上下幅も大きい。

リフォーム

 ✅範囲が限定的なら初期費用を抑えやすい。

 ✅ただしフルリノベや構造補強を伴う場合は新築に近い費用になることも。既存不具合が見つかると追加費用が出やすい。

 ✅間取り・断熱の制約が残ると、光熱費やメンテ費が中長期でかさむケースも。

迷ったら「10〜15年の総額(初期費用+光熱費+メンテ費)」で比較すると判断がブレにくい。

 

■ 税金・補助金制度の違い(2025年時点の制度の要点)

新築が有利な場面が多い“減税&補助”を中心に要点だけ整理。

 ✅住宅ローン控除(新築)
 2024–2025年入居の新築は省エネ基準を満たす住宅のみ対象。控除率0.7%、性能区分ごとに借入限度額が設定。控除期間は原則13年。       所得要件・床面積要件あり。 国土交通省

 ✅住宅ローン控除(増改築・リフォーム)
 一定の増改築等でも対象(控除率0.7%)。控除期間は原則10年で、工事の種類ごとに限度額や要件が異なる(バリアフリー・省エネ等の特定改修は別制度の選択可)。 国税庁

 ✅固定資産税の軽減(新築)
 新築の家屋は3年間(マンション等の耐火構造は5年間)、建物分の固定資産税が1/2に軽減(長期優良住宅なら新築木造5年/新築マンション7年)。適用は2026年3月31日までの新築が対象。 国土交通省+1

 ✅登録免許税の軽減(登記時)
 住宅の所有権保存登記:0.15%抵当権設定:0.1%などの特例が2027年3月31日まで(物件や登記の種類で率が異なる)。 国税庁

 ✅不動産取得税の特例(新築取得)
 住宅の税率3%(本則4%から軽減)を2027年3月31日まで延長。新築住宅は課税標準から1,200万円控除(床面積等の要件あり)。不動産取得税 – 福岡県庁ホームページ

 ✅親・祖父母からの住宅取得資金の贈与非課税
 省エネ等住宅なら上限1,000万円(その他は500万円)。2026年12月31日までの契約が対象。 お家のいろは国土交通省

 ✅補助金(2025年)
 国の「住宅省エネ2025キャンペーン」で、新築(一定の世帯・性能要件)やリフォームの省エネ改修に補助。予算枠・申請期限あり

まとめ:新築は固定資産税・登記・取得税・贈与・ローン控除の“面”で優遇が厚く、要件を満たせばトータルで有利

リフォームは対象工事を絞れば控除・補助が効くが、網羅性は新築に劣りがち。

 

■ メリット・デメリットを比較

新築のメリットは、設計の自由度が高く、最新の耐震性能や断熱性能を備えた家を一から建てられることです。

設備や間取りもすべて自分の理想に合わせて設計できるため、満足度の高い住まいが実現しやすくなります。また、長期的に見たときに資産価値が高くなる傾向があります。一方で、新築のデメリットは、リフォームに比べて費用が高くなりやすい点と、建て替えの場合は既存建物の解体費用や仮住まいの費用がかかる点です。

リフォームのメリットは、今ある住まいを活かしながら必要な部分だけを改善できるため、コストを抑えやすい点です。ただしリフォームのデメリットとしては、既存の構造や設備に制約があるため、間取りや仕様の自由度が新築よりも低くなる場合があります。また、築年数が古い家では、耐震補強や配管工事などの見えない部分で予想外の費用がかかる可能性もあります。

 

■まとめ

新築もリフォームも、それぞれにしかない魅力と注意点があります。

リフォームは費用を抑えつつ、今の住まいを生かせる魅力があります。

しかし、築年数や構造の制約から大規模な間取り変更や性能向上には限界も。


一方、新築は初期費用こそかかりますが、最新の耐震・断熱性能や自由な設計、資産価値の高さなど、長期的に見て「安心と快適」を手に入れられる選択です。

これからの暮らしを考えるなら、“一からつくる”新築こそが、将来への安心と満足をもたらす最良の選択肢といえるでしょう。

「あなたの家づくり」に関するご相談、いつでもお気軽にご連絡ください。

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