住まいのコラム Column

福岡県で住宅の新築やリフォームをご検討の方は、補助金制度を活用することで費用負担を軽減できます。
しかし、国や各自治体でさまざまな制度が用意されているため「どの制度が使えるか」「どうやって申請するのか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、福岡県の住宅補助金制度を一覧でご紹介するとともに、申請の基本的な流れや注意点を解説します。
補助金制度を最大限に活用し、理想の住まいをお得に実現しましょう。
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで補助金制度を活用したマイホームをご希望の方は、『鬼丸ハウス』へお問い合わせください。
お客さまのご要望を丁寧にお伺いし、資金計画を含めた最適なプランをご提案します。
Contents
【福岡県】住宅の新築・リフォームに活用できる補助金などの制度

福岡県で活用できる住宅補助金には、主に福岡県、各市町村、国が実施する制度があります。
ここでは、福岡県が主体となって実施している新築・リフォーム補助金制度をご紹介します。
※本記事の情報は2025年6月現在のものです。
各制度の公募状況や要件は年度によって変動するため、申請の際は必ず国や自治体の公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。
福岡県の住宅補助金(新築)
福岡県が実施している新築関連の制度は以下のとおりです。
制度名称(補助対象) | 補助内容 |
ふくおか型長期優良住宅ローン制度 (高断熱性能などが高い住宅の建築や購入) | 融資手数料の割引など (金融機関によって異なる) |
太陽光パネル・蓄電池の共同購入 | 蓄電池購入29.8%オフなど |
〈参考〉福岡県庁ホームページ>検索窓に制度名称を入力して検索
福岡県の住宅補助金(リフォーム)
次に、福岡県が実施しているリフォーム関連の制度をご紹介します。
制度名称(補助対象) | 補助内容 |
福岡県こどもリノベ補助金 (若者世帯・子育て世帯の中古住宅の購入やリノベーション) | 上限50万円 |
〈参考〉福岡県庁ホームページ>検索窓に制度名称を入力して検索
このほか、福岡県では市町村と連携した支援も行っています。
次の章で詳しく解説しますので、ぜひ併せてご覧ください。
【福岡県の市町村】住宅の新築・リフォームに活用できる補助金

次に、福岡県で活用できる住宅補助金の中で、市町村が窓口となるものを見ていきましょう。
福岡県の市町村の住宅補助金(新築)
ここでは、住宅の新築時に活用できる補助金として、北九州市の例をご紹介します。
申請条件や補助額は自治体によって異なりますが、福岡市、久留米市、飯塚市、春日市など多くの市で同様の制度が実施されています。
制度名称(補助対象) | 補助内容 |
木造住宅除却工事補助事業 (建て替え等を前提とした除却工事) | 最大30万円 |
ブロック塀等除却費補助 (危険なブロック塀などの除去) | 上限15万円 |
小型浄化槽設置の補助制度 (小型浄化槽の設置) | 5人槽で上限33.2万円など |
〈参考〉北九州市|北九州市の木造住宅 最大30万円を補助します(建替え等を前提とした除却工事)
〈参考〉北九州市|北九州市ブロック塀等除却工事費補助制度
〈参考〉北九州市|浄化槽について
福岡県の市町村の住宅補助金(リフォーム)
新築の場合と同様に、北九州市のリフォーム補助金の例をご紹介します。
こちらも自治体ごとに条件は異なりますが、福岡市、久留米市、飯塚市、春日市など多くの市で同様の制度が実施されています。
制度名称(補助対象) | 補助内容 |
住宅・建築物耐震改修工事費等補助金 (住宅の耐震改修工事) | 最大115万円 (省エネ改修の場合は25万円加算) |
すこやか住宅普及事業 (バリアフリー等の改修工事) | 上限30万円 |
水洗便所等改造費補助 (トイレの水洗化工事) | 上限2万円 |
〈参考〉北九州市|北九州市住宅・建築物耐震改修工事費等補助事業
〈参考〉北九州市|すこやか住宅普及事業について
〈参考〉北九州市|水洗便所改造、排水設備の設置等への助成・貸付の制度があります
北九州市では移住・定住の支援制度を活用した住宅の新築が可能
さらに、北九州市では、住宅の新築や購入に移住・定住支援制度を活用できる場合があります。
福岡県内でも、市外からの転入であれば活用できる点が特徴です。
こちらは、北九州市独自の制度であり、住宅に対する移住支援制度を実施していない市町村も多くありますので、ご留意ください。
制度名称(補助対象) | 補助内容 |
住むなら北九州 定住・移住推進事業 (若者・子育て世帯の住宅の購入) | 最大50万円 |
〈関連ページ〉北九州市の新築・引っ越し(移住)補助金|県・国の補助金や減税制度、暮らしやすいエリアなども紹介
【国】住宅の新築・リフォームに活用できる補助金

福岡県や市町村の制度に加え、国が実施している補助金制度も活用できる可能性があります。
国の補助金は、ZEH(ゼッチ) や長期優良住宅といった、高い省エネ性能や耐震性能を持つ住宅を対象とするものが主流です。
国の住宅補助金(新築)
国が実施している住宅新築関連の代表的な補助金には、次のようなものがあります。
制度名称(補助対象) | 補助内容 |
子育てグリーン住宅支援事業 (省エネ性能が高い住宅の新築) | 最大160万円 |
給湯省エネ2025事業 (新築住宅への高効率給湯器の設置) | 最大16万円 (性能加算あり) |
戸建住宅ZEH化等支援事業 (ZEHの新築戸建住宅の建築・購入) | 最大90万円 (蓄電システムなどの設備加算あり) |
〈参考〉子育てグリーン住宅支援事業【公式】
〈参考〉給湯省エネ2025事業【公式】
〈参考〉戸建ZEH|ZEH補助金
鬼丸ハウスは、子育てグリーン住宅支援事業などの国の補助金についても申請実績がありますので、お気軽にご相談ください。
国の住宅補助金(リフォーム)
また、国が実施している住宅リフォーム関連の代表的な補助金は以下のとおりです。
制度名称(補助対象) | 補助内容 |
子育てグリーン住宅支援事業 (断熱改修やエコ住宅設備の設置など) | 最大60万円 |
先進的窓リノベ2025事業 (断熱窓への改修など) | 最大200万円 |
給湯省エネ2025事業 (リフォーム時の高効率給湯器の設置) | 最大16万円 (性能加算あり) |
〈参考〉子育てグリーン住宅支援事業【公式】
〈参考〉先進的窓リノベ2025事業【公式】
〈参考〉給湯省エネ2025事業【公式】
住宅補助金の申請の流れと注意点

「補助金は魅力的だけど、申請が難しそう」「申請方法が分からなくて不安」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、事前に知っておきたい補助金申請の基本的な流れと注意点を整理しました。
補助金申請の基本的な流れ
一般的に、補助金の申請から受給までの流れは以下のようになります。
- 申請手続き
- (審査後)交付決定通知の受領
- 工事の契約・着工
- 工事の完了・実績報告書などの提出
- (審査後)補助金の確定・受領
多くの補助金は、「工事の契約・着工前に申請が必要」という点にご注意ください。
補助金申請時の注意点
また、補助金をスムーズに活用するために、以下の点にもご注意ください。
- 申請期間と予算: 予算に達した時点で早期に終了する場合がある。
- 工事開始などの計画調整: 申請から交付決定まで時間がかかる場合がある。
- 対象工事・住宅の要件: 省エネ基準や耐震基準など、規定の確認が必要。
- 他の補助金との併用: 併用できない制度がある。
- 補助事業者の登録:登録された施工業者を通した申請が必要な場合がある。
スムーズに家づくりを進めるには、これまでの注意点を押さえた上で、補助金の扱いに慣れた施工業者を選ぶことが大切です。
鬼丸ハウスは、補助金活用の実績も豊富ですので、安心してご相談ください。
福岡県での住宅新築・リフォームに活用できる減税制度
補助金とあわせて知っておきたいのが、税金の負担が軽くなる「減税制度」です。
上手に活用して、家づくりの費用をさらに抑えましょう。
減税制度(新築)
以下は、新築時に利用できる主な減税制度です。
減税制度 | 概要 |
住宅ローン減税※ | 一定期間、所得税や住民税の一部を控除 |
投資型減税※ | 住宅ローン減税を使用しない場合に利用可 |
贈与税の非課税措置 | 住宅取得等資金に係る贈与税を一部非課税 |
住宅用家屋の所有権の保存登記等に係る特例措置 | 登録免許税の減税 |
不動産取得税に係る特例措置 | 不動産取得税の税率を軽減 |
新築住宅に係る税額の減額措置 | 新築住宅の固定資産税を減額 |
〈参考〉国土交通省|住各税制の概要 宅等の取得に利用可能な税制特例
減税制度(リフォーム)
こちらは、リフォーム時に利用できる主な減税制度です。
減税制度 | 概要 |
住宅ローン減税(増改築)※ | 一定期間、所得税や住民税の一部を控除 |
リフォーム促進税制(所得税)※ | 工事費用の一部を所得税から控除 |
リフォーム促進税制(固定資産税)※ | 固定資産税の一定割合を減額 |
贈与税の非課税措置 | 住宅取得等資金に係る贈与税を一部非課税 |
〈参考〉国土交通省|住宅:住宅をリフォームした場合に使える減税制度について
福岡県の建築実例

記事の前半では、福岡県の新築・リフォームに活用できる補助金などの制度についてご紹介しました。
ここでは、福岡県での施工実績が豊富な鬼丸ハウスが、実際に手がけた建築実例をご紹介します。
外観
はじめに、外観の実例を2つご紹介します。
色や素材の選び方によって、住まいの印象はさまざまに変化します。
【モダンなキューブ型の外観】
まずご覧いただくのは、白とベージュの外壁がやさしい印象のキューブ型の外観です。
大きな窓が特徴的で、シンプルながらもモダンで洗練された印象です。

【スタイリッシュな外観】
次に、ダークグレーの外壁と横長の窓がスタイリッシュな印象の外観です。
玄関ドアはラインが強調されたデザインで、全体の印象を引き締めています。

内装
続いて、内装の実例をご紹介します。
ご家族がリラックスできる空間づくりのヒントとして、ぜひお役立てください。
【ナチュラルな北欧風の内装】
白い壁紙と天井がさわやかな印象のナチュラルな内装です。
窓のサッシやキッチンのペンダントライトの黒を取り入れ、洗練されたおしゃれな印象に仕上げています。

【和モダンな内装】
こちらは、全体を淡いトーンでまとめた、落ち着いた雰囲気の和モダンな内装です。
リビング横の畳スペースは、お子さまの遊び場やリラックススペースとしても活用できます。

間取り
最後に、暮らしやすさを追求した間取りの工夫をご紹介します。
【キッチン周りの回遊動線で家事がしやすい間取り】
こちらは、キッチンを中心とした行き止まりのない動線が特徴の間取りです。
キッチンからダイニングやユーティリティ(ランドリールーム)への移動がしやすく、家事の効率化を図っています。
また、玄関から土間リビング経由でLDKへアクセスすることができ、来客時のプライバシーにも配慮できます。

〈関連ページ〉家事動線を重視するパパとママが暮らしやすい人気間取り5選|子育て・共働き世帯の家事を楽にする設計とは
【中庭のあるコの字型の間取り】
こちらは、住まいの中心に中庭を配置した、コの字型の間取りです。
客間、リビング、ダイニングそれぞれが中庭に隣接しており、プライバシーに配慮しつつ採光と通風を確保できます。
また、こちらの間取りは2階にウォークインクローゼットや納戸を設けており、充実した収納も魅力です。

〈関連ページ〉収納間取りアイデア10選|注文住宅の収納で失敗しないためのポイントとは【間取り図付きで解説】
鬼丸ハウスには、今回ご紹介しきれなかった福岡県の建築実例が多数ございますので、ぜひご覧ください。
福岡県の住宅補助金に関するQ&A

最後に、福岡県で住宅関連の補助金をご希望の方から、鬼丸ハウスがよくいただく質問とその回答をご紹介します。
補助金の申請はいつまでに行えばよいですか?
A. 多くの補助金は、住宅の工事契約前や着工前に申請が必要です。
すでに工事が始まっている場合は対象外となることがほとんどですので、家づくりの計画と並行して、お早めにご相談ください。
申請手続きは難しいですか?
A. 制度によっては専門的な書類が必要な場合がありますが、鬼丸ハウスでは申請のサポートも行っていますのでご安心ください。
ご不明な点も丁寧にご説明しますので、お気軽にご相談ください。
補助金と住宅ローン減税は両方とも利用できますか?
A. はい、一般的に、要件を満たせば両方の活用が可能です。
併用することで、住宅取得に関する費用負担をより軽減できます。
まとめ
本記事では、福岡県で利用できる住宅補助金制度、その申請方法と注意点、福岡県の建築実例をご紹介しました。
新築やリフォームは大きな決断ですが、補助金を活用することで経済的負担を軽減し、理想の住まいを実現しましょう。
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで補助金制度を活用したマイホームをご希望の方は、鬼丸ハウスへお問い合わせください。
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