住まいのコラム Column

新築で玄関収納をどうすべきかお悩みの方へ。
玄関収納は、用途・物の量に応じて、間取りや収納スペースを細かく検討する必要があります。
今回は、福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアのハウスメーカー『鬼丸ハウス』が、新築の玄関収納で失敗しないためのポイントを解説します。
ご自身の暮らしに合った快適なマイホームを完成させるために、ぜひ最後までごらんください。
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアでマイホームを検討中の方は、『鬼丸ハウス』へお問い合わせください。
快適な暮らしを実現する間取りプランを提案いたします。
Contents
新築の玄関収納で失敗しないためのポイント

玄関収納とは、玄関に設置された収納スペースのことです。
新築の家に住み始めてから、失敗したと後悔しないために、以下の5つのポイントを意識して玄関収納をつくりましょう。
- 用途や収納する物を明確にする
- 可動棚を設置しライフスタイルの変化に対応する
- 家事動線や生活動線を考える
- プライバシーを確保する
- 必要な設備を事前に検討する
用途や収納する物を明確にする
玄関収納を設計する前に、用途や収納する物を明確にしてください。
これらを決めてから、玄関収納を設計すると「狭すぎた・広すぎた」という失敗を防げます。
ご自宅にある物を確認し、何を玄関収納に置くか、事前に検討しましょう。
【玄関収納に置く物の例と注意点】
- 靴:ブーツや長靴なども考慮する
- ベビーカー:折りたたみ式でも頻繁に出し入れするため、スペースが必要
- アウトドア用品:テントなど大型の物は使用頻度を考え、収納場所を決める
- コート:玄関から入ってすぐの場所に収納があると便利
- 自転車:通路に置くと邪魔になるので、専用スペースも検討する
- 防災用品:非常時に持ち出しやすい場所に置く
用途・収納する物を明確にすることで、無駄なく効率的な収納スペースをつくれます。
こちらの記事で、収納スペースの広さの目安を確認できます。
〈関連ページ〉新築住宅の収納が「多すぎた・少なすぎた」|後悔しないための“収納計画”ポイントと事例を紹介
可動棚を設置しライフスタイルの変化に対応する
可動棚とは、収納する物の大きさに合わせ棚板の位置を調整できる棚のことです。
玄関収納には可動棚を設置することをおすすめします。
家族構成の変化と共に、収納する物は変わるからです。
例えば、お子さまがいるご家庭と、お子さまが成長・独立した後のご家庭では、状況が異なります。
可動棚を取り入れ、ライフスタイルの変化に柔軟に対応しましょう。
家事動線や生活動線を考える

動線がスムーズだと日常生活が快適になり、ストレスの軽減につながります。
例えば、買い物後に、玄関からキッチンやパントリーへ直接つながる動線があれば、食材をすぐに収納できて便利です。
お子さまが外から帰宅した際に、靴や荷物を収納する場所が決まっていれば、部屋が散らかるのを防げます。
玄関収納を設計する際、通路幅には注意が必要です。
通路に必要なスペースの目安は、次のとおりです。
- 1人が最低限通れる通路幅:60cm
- 1人が荷物を持って通れる通路幅:75cm
- 2人がすれ違える通路幅:150cm
動線をしっかり考えることで、日々の生活がより快適になります。
こちらの記事で、家事動線を重視した人気の間取りを確認できます。
〈関連ページ〉家事動線を重視するパパとママが暮らしやすい人気間取り5選|子育て・共働き世帯の家事を楽にする設計とは
プライバシーを確保する
玄関から直接リビングや居室が見えると、来客時などにプライバシーが守れずストレスになることがあります。
ロールスクリーンや間仕切り壁などを設置することも一つの方法です。
玄関収納を考える際には、収納の機能だけでなく、視線も意識した間取りを検討しましょう。
必要な設備を事前に検討する
玄関収納の用途に合わせ、必要な設備を事前に検討してください。
【玄関収納で役に立つ設備】
- 換気扇:玄関は湿気や臭いがこもりやすい。換気扇はカビ防止にも効果的
- 小窓:光を取り込めると、玄関が明るい印象になる
- コンセント:掃除機の使用や電動自転車の充電ができるため便利
- ロールスクリーン:見た目がスッキリし、整理された印象になる
収納力がアップする新築の玄関間取りアイデア

玄関の間取りタイプは、大きく分けて以下の4つです。
- ボックス型:箱型の収納を設けるタイプ
- クロークタイプ:クローゼットのような収納を設けるタイプ
- ウォークインタイプ:収納空間の中に入れるタイプ
- ウォークスルータイプ:収納空間を通り抜けできるタイプ
4つのタイプのうち、収納力が特に高い以下の間取りを紹介します。
- ウォークインタイプ
- ウォークスルータイプ
ウォークインタイプの玄関収納がある間取り
ウォークインタイプは、収納空間の中に靴のまま入るタイプで、収納力が非常に高く、人気の間取りです。
大量の靴やアウトドア用品、防災用品などをまとめて収納できます。
玄関周りが常にスッキリ整理され、暮らしやすさが向上します。
ウォークインタイプは、収納空間への出入口が1つのため、動線が悪くなる点は注意が必要です。
ウォークスルータイプの玄関収納がある間取り
ウォークスルータイプは、玄関から収納空間を通って室内に入れる間取りです。
動線が良く、外出や帰宅時に自然と物を整理できる点がメリットです。
収納力も高く、玄関がスッキリ整理されます。
一方、臭いやプライバシーについては配慮が必要です。
ウォークスルーの形状によって、換気扇やロールスクリーンの設置も検討しましょう。
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアで、玄関収納が充実したマイホームを検討中の方は、鬼丸ハウスへお問い合わせください。
ご家族の快適な暮らしを実現する間取りプランを提案いたします。
省スペースで収納力が増す新築の玄関土間収納アイデア

玄関土間収納とは、玄関に設けた、土足で出入りできる収納スペースのことです。
ここでは、省スペースで収納力が増す玄関土間収納のアイデアを紹介します。
レイアウトを工夫する
限られたスペースを最大限活用するために、玄関土間収納のレイアウトは工夫が必要です。
玄関の形状に合わせたレイアウトにすることで効率的に収納できます。
【レイアウトの例】
- I字型:細長い形状の玄関に取り入れやすい
- L字型:玄関の角を活用して、壁2面を収納に使う
- コの字型:壁3面を収納にして、収納力を高める
壁面収納を設ける
壁面収納を設置し、デッドスペースを解消することで、収納力は高まります。
よく使う物は、取り出しやすい高さに収納できるよう、レイアウトも工夫することが大切です。
空間を活用する
より収納力を高めたい場合は、吊り下げ収納やフックハンガーで空間を活用することも一つの方法です。
空間を上手に活用できると、床がスッキリして玄関が広く見える効果もあります。
限られたスペースで土間収納を検討中の場合は、こちらの記事で設計ポイントを確認できます。
〈関連ページ〉半畳の土間収納は狭くても使える!間取りアイデアと後悔しない設計ポイントを解説
玄関土間収納の扉で印象や使い勝手が変わる

玄関土間収納は、扉の有無によって、印象や使い勝手が大きく変わります。
見た目を重視するなら扉があるクローズタイプ、使い勝手を重視するなら扉がないオープンタイプがおすすめです。
扉があるクローズタイプでおしゃれな印象に
クローズタイプの土間収納は、扉で荷物を隠せるのが最大の魅力です。
クローズタイプは「玄関まわりをスッキリさせたい」「おしゃれな印象の玄関にしたい」「来客が多い」といったご家庭に向いています。
一方、扉の開閉が面倒に感じる場合があることや、湿気や臭いがこもりやすいといった問題もあるため、慎重に検討しましょう。
扉がないオープンタイプで使い勝手が良い玄関に
オープンタイプの土間収納は、使い勝手の良さが最大の魅力です。
買い物や育児で両手がふさがっている状態でも、扉の開閉がないので、快適に生活できます。
一方、収納の中が見えて雑多な印象になりがちなので、注意が必要です。
玄関収納のメリット・デメリット

玄関収納のメリットとデメリットを紹介するので、玄関収納を設ける際の参考にしてください。
玄関収納のメリット
玄関収納のメリットは、以下のとおりです。
- 汚れが気になる物を収納できる
- 玄関がスッキリする
- 外出する際に必要な物を一括管理できる
玄関収納のデメリット
玄関収納のデメリットは、以下のとおりです。
- 居住スペースが狭くなる可能性がある
- 湿気や臭いがこもりやすい
福岡都市圏及び北九州・山口下関エリアでマイホームを検討中の方は、鬼丸ハウスへお問い合わせください。
ご家族の要望を丁寧に伺い、快適な暮らしを実現する間取りプランを提案いたします。
まとめ
新築で玄関収納をどうすべきかお悩みの方へ、失敗しないためのポイントや玄関の間取りアイデアなどを紹介してきました。
玄関収納は、用途・収納する物を明確にし、動線計画を練った上で、可動棚や設備を工夫して設置しましょう。
今回紹介した情報を参考に、ご自身の暮らしに合った快適なマイホームを実現していただけると幸いです。
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